一般的に錠剤と比較すると製造工程が少なく、いち早く製品を開発することができます。
製造工程において加温・加圧など品質劣化の原因となる物理的な要因を少なくできます。
また、添加物の使用量を少なくすることができます。
充填物の苦味やにおいをマスキングすることにより、服用性の向上に寄与します。
ハードカプセルは、顆粒、錠剤とミニ錠剤など2種類以上の固形製剤をまとめて充填することも可能です。
また、油性の液体製剤や、半固形製剤もバンドシールをすることでカプセル剤にすることが可能です。
ハードカプセルは、着色や印刷をすることで、識別性を持たせることが可能です。
カラーは、タール色素、天然色素、酸化チタンにより多彩な色調をつくることができます。
印刷は、指定されたインキ色で文字やマークなどを印刷することができます。
印刷方法にはインキを使ったオフセット印刷のほか、レーザー印刷も可能です。